余裕率の時間が少ない軽貨物ドライバーは一流になれない

個人事業主で働く軽貨物ドライバーの1日あたりの平均稼働時間は8時間から12時間。働いた分だけ稼げるだとか間抜けなことを言う利用運送のピンハネ軽貨物配送会社に煽られ、余裕率の時間を自己認識せずに勢い任せで仕事をし続けていても個人事業ドライバーの業績はやがて頭打ちとなる。

我慢、努力、苦労。

軽貨物ドライバーの仕事を個人事業主で請負して働いている人の多くが、過去の前職において仕事上での我慢で失敗したり、努力で失敗したり、苦労で失敗したり、そういった経験を持っていると考えられます。

学歴を持ち、新卒で軽貨物ドライバーの職を夢や希望で選んで開業ドライバーになったという人は稀です。

中卒、高卒、大卒、どこかしらの会社へどうにか就職したものの何かしらの理由や事情で会社を辞め、職を探し、軽貨物配送ドライバーへと転職や再就職したパターンが大半かと思われます。

そこそこの年齢層になって転職したものの我慢や努力や苦労はしたくないと語るレベルの軽貨物ドライバーの個人事業主も見受けられますが、それらは自分の過去で我慢や努力や苦労をしても成功できずに失敗した経験から偏屈な人間になっていると思われます。

  • 我慢で成功する。
  • 努力で成功する。
  • 苦労で成功する。

我慢や努力や苦労をすることで成功できると語る軽貨物ドライバーは明らかに実力者です。

反面、我慢や努力や苦労をしても失敗すると語る軽貨物ドライバーはルーザーと言えます。

我慢や努力や苦労を恐れなければ何事も何度でもチャレンジができます。

もちろん、成功するチャンスは自分の中にある本当のスイッチを入れて本腰で行動しなければ成功の土俵にすら入れません。これは精神論ではなく個人事業主の軽貨物ドライバーという職で働く者として基本でもあり基礎とも言えます。

そうして軽貨物ドライバー業者としてお客様からの信頼を得て、高収入であったり、収入の安定性であったり、実力相応で希望が叶うようになるのです。

自己中心の二流や三流の軽貨物ドライバー業者は必ずと言っていいほど自分が担当する仕事内容の愚痴や不平不満を口にし、ドライバーファーストの目線で請負している案件の批評を周囲のルーザー同士でしようとします。

そのような劣等感を持つ軽貨物ドライバー業者は他人の仕事内容と自分の仕事内容を比べたがりますが、まさにルーザー同士で優越を背比べしています。どんぐりです。

  • 貧乏暇なしは賢く脱却する。

我慢して成功するにはどうすれば良いのか、努力して成功するにはどうすれば良いのか、苦労して成功するにはどうすればよいのか。我慢と努力と苦労から逃げず、反発せず、勢い任せでもなく、他人の意見でもなく、本業本職で働くならばこれができるかが一つ目のステップアップと言えます。

軽配送の仕事案件や営業成果は勝手にベルトコンベアで流れてくるものではありません。私たちが運んでいる荷物の荷主メーカーやベンダー問屋も物を取引先へ売るため懸命に営業をしています。

要するに商流と物流は信頼が肝となってくるわけですが、安定性のある仕事を獲得するには知り合いだとか他力本願ではなく、自分自身の実力と信頼感を育てるための自分を見つめ直す余裕ある時間をきちんと作るべきなのです。成長設計です。

仕事能力が高い人も低い人も、身体と神経と精神をフル回転して休みなく仕事をしてしまうと自己成長が鈍くなります。お金は稼げてもこれは良くありません。

仕事には標準時間というものもありますから、働く時間の余裕率は単純計算で1日あたりは1日で稼働する時間の1割程度を成長設計で考えるべきと私は感じます。

軽貨物ドライバーの仕事時間が10時間労働が標準時間であれば1割である60分を余裕率の時間、その60分が自己成長で「かなり重要」となります。

稼ぎやスキルを成長させるにはその時間をどうするかなのです。

尚、担当する配送案件の業務に適性をもち、習熟した軽貨物ドライバーとして所定の作業条件のもとで必要な余裕をもち、正常な作業ペースで担当する配送業務を遂行するために必要とされる時間が標準時間です。

とは言え、新人ドライバーや新入りドライバーは3ヶ月間は研修や修行レベルの状態であり、新入り案件では3ヶ月ほど修行してから標準時間や余裕率を考えると良いでしょう。

  • 標準時間=正味時間+余裕時間
  • 余裕率=余裕時間/正味時間

我慢、努力、苦労、泥臭い仕事であろいとこれらから逃げずに軽貨物ドライバー業者として我慢や努力や苦労で失敗せずに成功を手に入れるには、背伸びせず、高望みせず、真面目に実直に仕事や事業を実践することが成功への近道と思われます。

ネットを見て良い仕事を探しているようでは個人事業主として話になりません。腐るほど軽貨物ドライバーはいます。

案件選びには意味も意図もあるわけです。時給や日当といった目先に目が眩んでいるようでは仕事を安定させる実力など程遠い話です。

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