Thank you for remembering me. 1人の軽貨物ドライバー業者としての仕事冥利

数年前に1年間ほど配送の仕事でお世話になった老舗企業の方と街中で偶然遭遇した際に1人の軽貨物ドライバー業者として私のことを覚えていてくださったことへの感謝。

学ぶべきことを終えた担当案件。

私が1人の業務請負ドライバーとして担当する案件には常に幾つかの定期契約とスポット契約の受注がありますが、軽配送の仕事というのは荷主企業側の事業計画において配送ニーズの需要が一方的に左右されます。

このため、軽配送の仕事を業務請負する側としては仕事を永遠に受注し続けられる保証など何処にも無いので、個人事業の軽貨物ドライバーが健康経営を続けていくには成長に貪欲さが求められます。

慣れ親しんで居心地が良くなった案件の配送現場は仲間もできるなどでストレスの抱え方がとても楽になるのですが、その反面、業務を当たり前のように遂行してお金を貰って、はい、おしまい、という成果しか得られなくなってしまうのが通例です。

売上収入や仕事環境が安定する喜びを履き違えて稼ぐ意識が麻痺し、お金は何となく稼げていても、それは極論、時間の無駄なのです。

社員やバイトではない個人事業主の業務請負という本質的な立場を忘れてはいけません。

私は客観的に一般的なドライバーさんと比べると行動するエリアを意図的に2倍か3倍か広く設定する時期があるのですが、その時期は時間軸でのお金の稼ぎは非効率です。寝る時間を切り売りして動き回っているだけの軽貨物ドライバー業者となります。

勿論ですが、その間はお金の稼ぎを犠牲にするものの一都三県で動き回ることで得るものがあります。

そもそも事業は誰かがやってくれるといった感覚を持っているようでは信頼面で通用すらしませんし、個人事業主ドライバーは誰かに売上を期待するものでもありません。

自分でやるのみです。

組織力や規模による構えではなく、グループやチームの中で1人の人間として1人の軽貨物ドライバーとして自分事化して周囲の関係者と切磋琢磨し、事業や仕事を前進することに注力をしていかなくては業務請負の世界で力強く生き残れません。

また、実力だけではなくメンターの存在やラッキーな出来事も事業運営には必須だと感じます。

私のラッキーは過去に配送担当させていただいた荷主企業や関係者の方々にとても良くして頂けたことです。

私は自分が担当する案件はお金の面より学ぶべきテーマのある案件に絞り込んでいます。お金の稼ぎも必要ですが売上単価よりも大切にし続けていることは配送技能のスキルアップなのです。

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